ホームページを作ろう

Step1 ホームページを作るための基礎知識

1-2 HTMLとホームページ

 ホームページを作るためのツールは沢山ある。最近ではマイクロソフトのWordでもホームページを作ることができる。またGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)で、見た目どおりにホームページを作成してくれるツールが増えてきたので、誰でも簡単にホームページを作れるようになったので、難しいことを覚えておく必要は無いのだが……。

 ただ、HTMLについて知っておいても損は無いだろう(ってホントか?)、ということで、この連載を始めることにしたのだ。って実はオイラの作ってるHTMLエディタのMyEditがGUIに対応してないから、HTMLを多少わかってないと使うのが難しいから、この解説文を書き始めたというのが事実ではあるのだ。(汗)

 ホームページというものは、先ほどから出てきているHTMLというものを使って作成するのだ。

 HTML(HyperText Markup Language)というのは、ハイパーテキスト形式のファイルをブラウザを使って表示させるための言語なのだ。と言ってもそんなに難しいものではない。

 基本的にタグと呼ばれる<>で囲まれた命令をテキストの中に埋め込んでいくだけなのだ。ブラウザはそのタグを読み取って、文字をどのように表示したらよいかを判断してその通りに表示させているだけなのだ。

 たとえば、文字を強調文字で表示したいときには、<B>というタグを使う。

HTMLソース
強調文字は<B>太い文字</B>で表示されます。
ブラウザへの表示
強調文字は太い文字で表示されます。

 上記のように「太い文字」を<B>と</B>で囲むことで、その間の文字が強調(Bold)表示されるのだ。このようにタグは基本的には、編集したい範囲を<タグ>と</タグ>という一対のペアで挟んでしまえばよい。(ペアで使わないタグもありますが、それは後述しましょう。)

 HTMLはこのように、文字をどのように表示させるのかという情報をタグという命令を使って記述していくものなのである。


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